第3章 タイムスリップ
陸斗はというと夜に殺し屋の
情報集めに行っていたのだろう。
騎士みたいな黒い洋服を着用して
短い黒髪で陸斗は背が高いから
その姿はまるでナイトのよう。
海斗はというと誰かを
殺したあとだったのだろう。
陸斗と同じ黒い洋服で血が少し付いていた。
海斗は茶髪のツンツン髪だから
チャラオみたいだな。
はぁ~
っていうか、本当にタイムスリップか?
「ねぇ~君たち~
ちょっといいかな~」
私は突然聞こえた声に振り向くと
男二人が悠々と立っていた。
………誰……?
海斗「………なんだ、てめぇは?」
私に声をかけた人物に海斗は
怒ったような口調で言った。
「えぇ~僕?
君たち僕らのこと知らないの?」
なめたような口調に
海斗は少し顔を歪めた。
……分かるわけねぇだろ………。
『ご無礼すみません。
私達突然ここに来てしまったので
貴方方のことご存知ではないんです。』
私はそう言って慌てて一礼した。
はぁ……まったく……。