第2章 狂い咲きの桜の下
陸斗「っ…おやめください。百合」
陸斗は顔が赤くなりながら
私に向けてそう言った。
何赤くなってやがる……。
本当に犯すぞ、陸斗。
海斗「っつ!!!百合!!!
いてぇだろ、お前!!!」
うるさい、こいつ。
……そうだ、こいつらに着付けてもらお。
『………二人、ちょっと来て』
海斗陸斗「!!!……わっ!!!」
私は二人の背中を思いっきり
押して部屋に連れ込むと唖然と
廊下に座っている男中に私は
邪魔だ、行け。と言うと何を
想像したのか耳まで真っ赤にして
走って廊下をかけていった。