第9章 嵐の告白2
[潤side]
ニノのやつ、言いやがった!
俺は驚きながら二人のやり取りを見ていた。
ニノの真剣な告白に、結衣は真っ赤になって戸惑ってる。
なんかマズい雰囲気。抜け駆けは許さねぇからな。
潤
「ニノばかりズルいな。俺だって結衣の事好きだぜ?」
俺の言葉にびっくりして俺のことを見る結衣。
ニノだけ意識なんてさせねぇよ。
俺だって真剣なんだからな。
すると、俺の告白をかわきりに、皆が次々に告げる。
雅紀
「僕の方が結衣の事好きだよ」
智
「オイラが一番好き」
翔
「俺も好きだよ、結衣」