第9章 嵐の告白2
な、何が起こってるの…!?
嵐の皆が私の事好き?
そんなわけ…。
翔
「冗談なんかじゃないよ。俺達皆本気だから。本気で結衣の事好きだよ」
私の考えを見透かしたように告げる翔君。
結衣
「~~~!」
もう言葉が出ない…。
どうしたらいいの?
翔
「すぐに誰かを選べとは言わないよ。結衣が俺達をそういう対象で見てないのは知ってる。ただ、今後は俺達の事意識してほしい」
結衣
「翔君…」
潤
「そうだな。んで、誰かを好きになったらちゃんと言ってくれ。待ってるから」
皆、そうだね、と頷いている。
私、こんな幸せ者でいいのかな。
和也
「ただ、アプローチはさせてもらいますけどね」
和也君がニヤッと笑う。
潤
「だな。積極的に攻めていかないと」
翔
「俺だって。抜け駆けはさせないよ」
雅紀
「次の撮影は、何にしよっか♪」
智
「結衣に意識してもらえるようなの考えないと」
和也
「結衣、覚悟しろよ?」
…前言撤回。私、どうなっちゃうの?(汗)