第6章 嵐の飲み会
キ、キス!?
いきなり言われた突拍子もない言葉に、思わず固まる。
冗談だよね?
苦笑いしながら潤君を見ると、ニコニコしながらこちらを見ていた。
結衣
「からかってないで、離して下さい…」
私はそうつぶやくと、下を向いた。
恥ずかし過ぎる~。
すると、潤君にあごを掴まれて上を向かされた。
潤
「俺は真剣だよ」
真っ直ぐな目に身動きがとれない。
結衣
「……!!」
どんどん近づいてくる顔に、パニックになりそうになる。
しかし次の瞬間。
雅紀
「な~に~。松潤、ちゅ~したいの~?いいよ、僕してあげる~♪」
いきなり雅紀君が潤君の顔を両手で持って、熱いキスをした…。
潤
「ん!…おい、待っ…!」
潤君が必死に逃れようとするが、雅紀君がしっかり顔をつかんでいて逃れられない。