第5章 キスの嵐
結衣
「~~~!!」
こ、こ、こ、これは、思ったよりヤバいかも…。
恥ずかしいよ~~~!!!
雅紀
「大丈夫?結衣ちゃん」
顔をあげられない私を心配して、雅紀君が声をかけてくれた。
結衣
「大丈夫じゃないです…。雅紀君平気な顔してすごいですね。」
やっぱり私なんかじゃ緊張しないのかな。
雅紀
「うん、平気な顔を装ってるけど、心臓バクバクよ(笑)」
結衣
「え?雅紀君も緊張してるんですか?」
雅紀君
「そりゃそうだよ。でも顔に出さないようにしてるだけ」
結衣
「なんでですか?アイドルのイメージくずれるから?そんな事ないと思いますよ。照れてるのも可愛くていいじゃないですか」
雅紀
「ん~、やっぱり好きな子には格好良い所見せたいし(ボソッ)」
結衣
「え?」
雅紀
「なんでもな~い♪ほら、次はじまるよ~」
私にいってらっしゃい、と手を振る雅紀君。
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