第2章 嵐の展開
[翔side]
「カ~~ット!」
そんな声がひびく。
だけど腕の中で震えている彼女を離す気になれない。
…ヤバい。やわらかい……。
抱きしめただけで震えて真っ赤になるって、かわいすぎるでしょ(笑)
俺がいつまでも結衣ちゃんを抱きしめていると、横からリーダーに奪われた。
智
「こら翔ちゃん、いつまで抱きしめてるの。結衣ちゃん怖がってるよ?」
そう言いながら自分は手を離さないリーダー。
結構気に入ってるね?(笑)
和也
「彼女の音声入っちゃったけど大丈夫ですか?」
一人冷静なニノ。それとも心配してるのかな?
どちらにしても人間キラーだから(笑)、要注意だね。
佐武
「その辺りは心配しなくていい。後で編集するから。だけど結衣ちゃん、次回からは声を出さないようにしてくれると助かるよ」
結衣
「え?え?え?」
びっくりしてうろたえまくってる結衣ちゃん。
そりゃそうだよね(笑)。