第2章 嵐の展開
あぁ~、これから嵐の皆と同居するなんて大丈夫かしら…。
美女と野獣ならぬ、美男子と…って自分で言っててさみしいな(涙)。
そんな事を思いながらリビングのドアを開けたときだった。
雅紀
「いらっしゃい!お姫様♪」
そう言いながら相葉さんが手を広げて待っている。
結衣
「!!??」
え?え?どういう事?
え?カメラ回ってる!?
撮影終わったって聞いたから戻ってきたのに…。なんで!?
私の頭の中はハテナがいっぱい。
智
「これからオイラ達と同じベッドで寝てくれる?」
甘えながら手をとってくる大野さん。
潤
「食事は俺の膝の上で、なんて如何ですか?お姫様」
反対の手をとってキスしてきた松本さん。
結衣
「きゃあ!」
思わず手を引っ込めて後ずさり…。
な、何が起こってるの~!!??
和也
「ウブな反応がかわいいけど、もしかして誘ってるんですか?」
壁際で固まっている私をドンッと両手ではさんでくる二ノ宮さん。
いわゆる壁ドンってやつですか!?
っていうかその上目遣い、人が殺せますよ!?
翔
「こらこらニノ、独り占めは良くないよ。彼女は皆のものだ」
そう言いながら私を抱きしめる櫻井さん。
結衣
「え?え?え?え?」
私はもう赤くなるしか出来ない…。