第5章 初めてのレッスン【俺様騎士アラン／R18】

「……答えねえと
後悔することになると思うけど」


『………っ』
［アランって、意地悪だ…］


「答えねえの？」


部屋に短い沈黙が落ちる。


「……時間切れ」


『っ………』


アランは
形の良い唇の端をくっと持ち上げ
赤い瞳の奥を獰猛に光らせる。


「覚悟しろよ、サラ」


低く囁くと
サラを強引に引き寄せ
破かんばかりの勢いで
荒々しくサラのシャツを剥ぎ取り
素早くパンツも脱がしてしまう。


『きゃあっ///いやっ///』


サラが身に纏っているのは
ボンテージのみになった。
締め上げられてぷっくり膨れた乳房…
中心に食い込む黒いベルト…
あられもない姿が
アランの視線に晒される。


サラは顔を真っ赤にして
ふるふると首を振った。