第5章 初めてのレッスン【俺様騎士アラン／R18】

アランは
尚も耳を食みながら告げる。


「ところでお前さ、
さっき
なんであんな事になったの？」


『ん……あ…
…あんなっ…て？』


アランが低く囁く。


「乗馬中に……イッただろ？」


どきり。


サラの胸が大きく音を立てる。


『…っ……そ、それは…』


「何？
バレてないとでも思ってたの？
あれだけ体震わせて、
背中仰け反らして、
エロい声上げてたら
バレない方がおかしいだろ」


『………っ…』


（恥ずかしそうな顔して…
可愛いやつ。
もっと虐めてやりたい）


「黙ってないで答えろよ。
馬に乗ってただけなのに
なんで
気い失うほど気持ちよくなったの？」


『…………』
［そんな恥ずかしい事、言えないよ…］


サラは頬を染めたまま、目を逸らした。