イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第4章 乗馬【俺様騎士アラン/R18】
「じゃあ、昨日続き。
一人で乗ってみて?」
『う、うん』
サラは戸惑っていた。
先ほどから
動くたび
全身に纏わりついている
あのボンテージが
サラの柔肌を締め付けて
淡い官能を生み出していた。
無意識に
息が上がる。
(…つらい…
でも、大丈夫……
アラン、一生懸命教えてくれてるんだから
がんばらなくちゃっ)
サラは挑むように馬を見上げた。
と、アランが声をかける。
「…おまえ、調子悪い?
顔赤いけど」
(あ、いけないっ)
『ううん、そんなことないよ』
サラはにっこりと笑う。
「………ならいいけど…
辛くなったらちゃんと言えよ?
体調管理も仕事だからな」
『アラン…うん、ありがとう』
アランの気遣いににっこり微笑むと
サラは鞍に手をかけた。