• テキストサイズ

イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】

第4章 乗馬【俺様騎士アラン/R18】


乗馬用の黒いフロックコートと
白いパンツ、
茶色いロングブーツに着替えたサラ。


(コートの下には、ブラウスも着てるし
これなら……中に何を着ているかなんて
見えない……よね?)


不安を胸に抱きながら
アランの待つ厩舎へと向かう。


アランは栗毛の馬に
優しい手つきでブラッシングしながら
愛おしそうに見つめていた。


美しい曲線を描く馬の隣に
引き締まった体に整った顔立ちのアランが立つと
まるで1枚の絵画のようだ。


サラは思わず見惚れて立ちすくむ。


(きれい…)


と、アランが気付いて。


「なにしてんの?
早く来いよ」


サラははっとして
アランに駆け寄った。


『お待たせ、アラン』


「ん」


アランが口の端を持ち上げると
乗馬のレッスンが始まった……。




/ 171ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp