イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第3章 衣装【お色気教育係ジル/R18】
とジルは
突然
ピタリと手を止めた。
『……っ……??』
サラは思わず
鏡越しにジルを見遣る。
とジルは
「このくらいにしておきましょう」
そう言って
恐ろしい程、
美しく妖艶に微笑んだ。
[っ……そ、そんな…]
達する直前で
放置されてしまったサラは
荒い息のまま
疼いた身体を
行き場のない欲を
どうすればいいのか分からず…
『ジル……』
熱っぽい吐息と共に
その名を呼んだ。
潤んだ瞳で
懇願するように
ジルを見上げる。
しかしジルは
満足げに
こう言い放った。
「もう、服を着て頂いて結構ですよ」
[そんな……っ]