イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第3章 衣装【お色気教育係ジル/R18】
サラは疼く身体を
自分の腕でぎゅっと抱き締める。
「それを付けたまま
上から服を着て下さい。
本日のレッスンは
そのまま受けて頂きます。」
『…っ…!!』
[そんな…こんなものを着けてレッスンを受けたら…]
昇り詰めそうな体を必死で抑えているのに
更に追詰められる言葉を投げかけられ
サラは混乱する。
「夜までは外さないでくださいね、
プリンセス」
『そんな、ジルっ…』
「逆らう事は許されません。
これは公務ですから。
もっとも
あなたが
私のお仕置きをご所望でしたら
話は別ですが」
整った顔に乗せられた優美な笑みの奥に
ジルの底知れなさが垣間見えた気がして
サラは
やはり逆らう事が出来なかった…。
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[私…どうなっちゃうの?]
(あなたが私の元へ帰ってくる時に
どうなっているのか
楽しみですね…)
サラは
疼く体のまま
ジルの執務室を後にした。