イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第3章 衣装【お色気教育係ジル/R18】
「では、仕上げを致しましょう」
『……仕上げ?』
「はい。
より美しく着こなして頂くために
もう少し
締め上げさせて頂きます」
『え?』
と
ジルが
サラの耳元に唇を近づけて
低く囁いた。
「少々お辛いかもしれませんが
我慢なさってくださいね」
ジルの吐息が耳たぶにかかり
サラは
また背筋を震わせる。
と
背中から
きゅっきゅっと
軋む音が聞こえ
胸を囲むベルトが
少しずつ締め上げられていく。
『っ…あ…』
胸元が締め付けられる
多少の苦しさと
それ以上に感じる
これまで味わった事のない感覚が支配した。