• テキストサイズ

イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】

第10章 プリンセス【ミステリアス公爵ルイ/R18】


『きゃーっ!!』


サラは思わず叫ぶ。


[やだっ…下着姿をルイに…っ///]


ルイは透き通った瞳で
サラを見詰めながら
品よく美しい指先で
サラの頬を撫でる。


ぞくり…


先ほどから
燻っていた熱をまた引き出されて
サラは小さく声を漏らしてしまう。


『ぁ………』


サラの様子に
ルイはわずかに目を見開くと
サラの唇に
唇を寄せた。


「…………」


恐ろしい程美しい顔が間近に迫る…
魅入られるように目が逸らせずにいると
唇が触れる寸前でかわし
ルイは耳元に唇を寄せた。


ルイの低く冷ややかな声と吐息が
サラの鼓膜を犯す。

「嫌?

好きなだけ叫べばいいよ。

でも

誰も助けてくれないから」


『っ…』


これから起こる事への恐怖と
身体の奥に燻り続ける痺れ


相反する二つに翻弄され
困惑するサラ。


そんなサラの様子を気に留めることなく
ルイは


「これも…邪魔」


そう言って
ナイフで
胸元の下着の中心を
ビッ…
っと裂いた。


/ 171ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp