イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第8章 ワイン【大胆不敵謎の情報屋シド/R18】
『な、なにか拭くものを…っ』
あたふたするサラに
「舐めろよ」
『え?』
「舐めろって言ったんだ」
『な…舐める?』
「お前が舐めて綺麗にしてくれるなら
許してやる」
『なっ……///』
シドは嗜虐的に笑みを深め
頬を染めるサラを他所に
シャツを無造作に脱ぎ捨てた。
男らしく引き締まった
艶めかしい胸板…
しなやかに割れた腹筋…
均整の取れた
美しい肢体が露わになる。
その
胸元から下腹にかけてを
ワインはしっとりと濡らしていた。
[舐めるって…///]
サラがシドの男らしい身体を前に
戸惑って、思わず後ずさろうとすると
「早くしろよ」
サラの後頭部に大きな手が差し込まれて
ぐっと
シドの胸板との距離を縮めた。