第4章 お風呂場で弄られて……
愛液にまみれた体を洗おうと、シャワーを借りた。
熱いシャワーを浴びながら、及川さんの痕跡を洗い流す。
胸、お腹、太腿、……アソコ。
及川さんと付き合い始めてまだ1か月ちょっと。
なのに、もう触れられてないところなんてない。
肌の細胞一つ一つが及川さんを記憶してる。
でも……
シャワーごしに、鏡に映った自分がいる。
美人でもない。
峰不二子みたいなボン、キュッ、ボンでもない。
「エロい身体」
……ってなんだろう。
いい意味?
及川さんの好きな「エロい身体」ってどんなの?
全身をソープで洗ってから、最後に陰毛に泡をつけてやわやわと撫で洗う。
「ん…っ」
ばかだ、私。
あれだけ苛められて、死にそうに恥ずかしいのに。
でも、いつも及川さんの手や口を思い出してしまう。
もう、及川さんに頭を犯されてる……
そっとヒダを広げて、クリトリスに触れてみた。
「あれ、まだ足りなかったの?」
「………っ!」
いつからそこにいたの……!?
ドア、いつ開いたの?
とっさに胸とアソコを手で隠す。
「隠さなくてもいいよ~。続けてよ、オナニー」
「ち、ちが、これは……」
「俺とし足りなかったんだね」
「違うってっ……」
「ほら、早く続けて。どうやるのか教えて」
どこか楽しそうな視線。
「早く」