• テキストサイズ

【R18】【ハイキュー!!】 ドSな彼氏

第15章 番外編2 我儘な彼氏



砂浜に這わされ、腰だけを高くあげた格好でゆすられる。

「ね、君のナカにあるのって、何?」

「……とお、るの……」

「俺の、何?」

「………っ」

「ほら、答えて」

「あ! やっ、おっきい……!」

ずんと突かれて、たまらず腰を動かしてしまう。

「うわ……きっつ……喰いちぎられそう……」

「あぁ、あ、あんっ……」

絡んだ脚と、及川さんの息づかい。

突き入れられるたびに、じゅるじゅると淫猥な音がする。

また……もう、イっちゃう……

追い詰めるように私の乳首やクリトリスに触れまくる指の愛撫に、電気が走ったように全身が痺れた。

「ああ、も、い、……いく、……イっちゃうぅ…ああっ!」

「ダメっ、そんな締めないでっ……」

及川さんの切羽詰まったような吐息の後、お尻に熱い液体が何度も降りかかってきた。



   ********************



らっきょ君の海の家に戻ると、みんな揃ってかき氷をほおばっていた。

「このクソ及川、ったくどこ行ってたんだよ。探したんだぞ。いきなりいなくなるから」

「ごめんごめん、ちょっとね」

「バッカ、だから言ったじゃん。絶対ろくでもないことしてんだからほっとけって」

「ちょっとマッキー、変な想像しないでくれる? 健全に泳いでただけだから、俺たち。ね?」

いきなり同意を求められて、とりあえずコクリとうなずいておく。

でもはじめちゃんは、私の態度に敏感に反応した。

「なんだ、結局泳いだのか」

「……うん、まあ……」

「Tシャツ着たままで?」

「……うん」

「おい岩泉、あんまツッコむなって」

黙々と宇治金時を食べていた松川さんの一言に、色事に疎いはじめちゃんも何かを悟ったらしい。

ちっ……と舌うちして黙る。

「ちょっと~金田一、俺たちにもかき氷……っておまえ、なに鼻につめてんの? もしかして鼻血?」

「……なんでもないっす」

「もしかして水着の女の子ばっか見てたらムラムラきちゃった?」

「あ、……いえ、あの、その……」

赤い顔して視線を逸らす金田一君と瞬間、目があった。

すっとそらされた視線に、ふとさっきの人影を思い出した。

もしかして……!?


                        (終)

/ 69ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp