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【R18】【ハイキュー!!】 ドSな彼氏

第3章 及川さんに誘われて……



「ゴメン、ちょっと無理させちゃったかな」

ソファの上で後ろから抱きしめてくれる体温が暖かい。

結局3回もシた。

普通に。バックで。そして上に乗らされて。

声が枯れるまで、あえがされた。

「疲れちゃった?」

「……毎日、するから……」

「だって夏休みはそういう休みでしょ」

「毎日、部活行ってますよね……?」

「それとこれとは別腹だよ」

夏休みに入ってもう半月。

強豪バレー部主将の及川さんは、日曜日以外は毎日練習に行く。

そして夕方、携帯で呼び出される。

「ご家族、いつ帰ってくるんですか?」

「え~いつだろ……」

夏休み中、及川さんの家族は避暑で別荘にいっている。

毎年恒例らしい。

「あと1週間は帰ってこないんじゃないかな……」

「お父さんも、ですか?」

「うち自営だから」

お金持ち、なのかな?

家も大きいし……

「甥っ子もいっしょだから親はそっちにかかりっきりだしね」

くるりと体を反転させられ、正面から抱きしめられる。

「だから、今日も泊まってって」

チュッ。

ついばむようなキス。

「……でも」

「あ、今日お母さんいる?」

「いえ、しばらく夜勤だから……」

お父さんは単身赴任でたまにしか帰ってこない。

お母さんは看護士長で、夜勤が多いし忙しい。

小さい頃から両親が忙しかった。

だから、きっと本を好きになったんだと思う。

「家が大丈夫なら、泊まってって」

「……」

「俺が寂しいの!」

甘えた声と、ちょっと拗ねたような顔。

カッコいいからだけじゃない。

こういうふとした顔に、みんな虜になる。

私も……



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