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【R18】【ハイキュー!!】 ドSな彼氏

第9章 幼なじみに惑わされて‥‥‥



夕方、シャワーを浴びてから、タグをとった新品の下着を身に着けた。

それから、フレンチスリーブのブラウスにスカート。

髪の毛を溶かしていたら、LINEメッセ―ジが来た。

『悪いけど、今日の約束キャンセルさせて』

及川さんからだった。

電話じゃなく、LINE。

『なにか、ありましたか?』

『別になにも。でもちょっと今日は無理』

たった一行の文章が、私を拒絶してる。

もう、なにも訊けない。

なにも、言えない。

『わかりました』

メッセージ送信してから、どっと気が抜けた。

楽しみにしてた。今日会うの。

この下着だって、せっかくつけたのに。

自分のこと、すごく破廉恥だって思う。

でも、及川さんのこと考えると、抱かれることをどうしても想像してしまう。

だって、会って抱かれない日なんてないから……

及川さんは、いつも会えば私を抱く。

私をどこまでも追いつめて、どこまでも喘がせる。

そして、会えなくても、私を……

この前の電話エッチを思い出すと、自然と手が股間に触れる。

及川さんの指先を思い出して、アソコに指を這わせる。

立ったままで下着に手を入れて……

と、その時、玄関のチャイムがなった。

「……っ!」

我に返って、慌てて1階に降りる。

「よう」

既に玄関に人が立っていた。

「おい、不用心だろ、鍵あいてたぞ」

「はじめちゃん」

慌ててささっと服の乱れを整える。

「ど、どうしたの、急に?」

「これ、おふくろが届けろって」

上り框にどさっと袋を置く。中身は大きなスイカが3つ。

「こんなに……うち2人だけど」

「しらねぇよ。うちも大量にもらって、困ってんだよ」

「あ、ありがとう……あ、あがってく?」

「つか、これおまえ持てねぇだろ」

お邪魔します、と体育会系の掛け声の後、はじめちゃんがスイカをリビングに運んでくれる。

「つかおまえ、出かけるとこじゃなかったか?」
「なんで?」

「なんか、出かけるような服装だから」

「ち、違うし。あ、どこかに置いてくれれば……」

不可解そうな顔をしながら、キッチンにスイカを置いたはじめちゃんが私の肩を掴んだ。



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