第7章 泥棒と刀剣解放
日紫鬼「何」
新「……刀…どうしたんですか?」
日紫鬼「はぁ?刀ならいつも腰に……っ;ウソ…」
銀「あー?どうした」
日紫鬼「……刀…私の妖艶坐嬢…忘れた;」
その頃、妖屋では……。
妖艶『我が寝てる間に…おのれ、忘れるとは薄情者め。まったくアレが我の主とは情けない……帰ってきならば、一喝してやる』
ガサッ…ゴトッ!
妖艶『ん?日紫鬼か?』
家に誰かが入ってきた。それが日紫鬼ではないとすぐに分かった。玄関から聞こえるのは男のヒソヒソ声
妖艶『泥棒か』
泥棒1「おい!静かにしろ!もし家主がいたらどうすんだよ;」
泥棒2「す、すみません;」
泥棒1「さぁーて、何かお宝はぁ〜」
妖艶『ここには入るとは不運な奴らめ…』
泥棒二人は真っ先に妖艶坐嬢がある寝室へ入ってきた
泥棒1「ん〜…何かお宝はぁ………」
泥棒2「あ、刀だ。見たことない装飾だな」
泥棒1「おお、綺麗な刀だな…」
泥棒2「抜いてみよう…ん?抜けないぞ、この刀;」
泥棒たちは力いっぱい鞘から抜こうとしたがなかなか抜けない
妖艶『汚い手で我に触るな!まったく、これだから人間は』