第6章 月夜の猫
日紫鬼「ガハッ;……く、そ;」
地面に血反吐を吐きながらも再び男の元へと行こうとする日紫鬼
化け猫「邪魔ヲシオッテ…!!、ソノ目…貴様半妖カ」
日紫鬼「(コンタクトが取れたか;…木にぶつかった衝撃か)」
よく見ると、少し離れたところに紫のコンタクトが落ちていた。
化け猫「マサカ、半妖ダッタトハ…通リデ、臭イガオカシイワケダ……半妖ガ…デシャバリオッテ、先ニオ前ヲ食ッテヤル!!」
日紫鬼「チッ;」
もう無理だ…そう考えた瞬間
「おいおい、何こんなところで寝てんだよ。もうお眠か?」
日紫鬼「………な、なんで」
銀「神楽!新八!そいつを頼むぜ!」
神・新『うっす!』
日紫鬼「神楽ちゃん、新八まで;なんでここに」
神楽と新八は日紫鬼の体を起こし、自分らの方を貸し、立ち上がらせた
新「実はここの近くで仕事がありまして…偶然通りかかったらあなたの声が聞こえたんです」
神「来てみたら日紫鬼が倒れたネ」