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半妖は妖屋

第6章 月夜の猫


妖艶『足手まといだ。追い返せ、日紫鬼』
日紫鬼「……ハァ、死にますよ。戻って」
ヤクザ1・2『イヤだ!』
日紫鬼「(子供か…;)なら条件…これを聞かないなら強制退場しますから」
ヤクザ1「おう、わかった」


日紫鬼は離れたところに連れて行くと、地面に二人が入れるくらいの円を描き始めた。そして最後に円の中に眼を描くと「よし」と一言。ヤクザ二人にはただの落書きにしか見えない


日紫鬼「さっ、円の中に入って」

戸惑いながらも二人は言われた通りに入る

ヤクザ2「これ一体なんだ?」
日紫鬼「‘‘陰なるものよせるたるなかれ”」

パンッ、と手を叩くと円が一瞬淡く光った

ヤクザ1「な、なんだ!今の;」
ヤクザ2「円が光ったぞ」
日紫鬼「この円から出ないこと。ある種の結界です…妖怪からはあなた達の姿は見えない。ここから出なければ…ね?」

ヤクザ達『わ、わかった;』

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