第5章 勘九郎組
それから、行方不明者が見つかったという場所に手下を二人を連れて向かった。
思ったより大きな庭…動物やらなんやら潜んでいそうな雰囲気だ
ヤクザ1「この奥だ」
ヤクザ2「…;」
二人は小さく震えていた
日紫鬼「(まあ、無理はないか)」
勘「お前たちはここで待ってるがいい」
ヤクザ1「しかし、叔父貴;」
勘「…俺なら大丈夫だ」
手下二人を入り口に置いて!勘九郎と日紫鬼は奥に進む
勘「すまんな。この事件のせいで皆はもう不安で仕方ないんだ。見つからない犯人に次は自分かもしれないと怯えているのさ…手立てがないまま、ヤクザが血相かいて警察にな。情けないと思うだろうがな…」
日紫鬼「いえ、そんなことは無いですよ。ヤクザだって、なんだってこんな事件があれば誰だって」
勘「ついた、ここだ」
警察が調べ終わった後だろうか
大きな範囲で規制線が貼られていた。その真ん中には草や土に染み込んでしまった赤黒い血の後が
日紫鬼「(きっとここに山済みになってたんだ)…中に入っても?」