第4章 変わり者
窮鼠「また我儘でも言ったんだろ」
妖艶『黙れ鼠!』
窮鼠「うわ、怒鳴られた…頭に直接語りかけてくるのはいいが大声出されるときちぃーんだけど」
妖艶『フンッ』
日紫鬼は沖田から借りた猫の毛が入った小さな袋を出そうとした。だが、窮鼠は待ったをかけて突然、お酒を作りはじめた
日紫鬼「えっ、お酒?」
窮鼠「‘‘ホワイト・レディ”でございます」
乳白色のほんのり透き通る色のカクテルが日紫鬼の前に置かれた
窮鼠「ここはBARだし、お酒はでるに決まってるさ。これは来てくれた俺からの礼♪さっぱりとした爽やかな味なんだよ?飲んでみ」