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【R18】月島蛍は何色の夢をみるか?

第3章 初めてのキス


「そういえば蛍くん、部活すごいね。雑誌に載ってたよね、バレーボールの雑誌」

「なんで知ってるの?」

「月島先輩が、この前会った時に教えてくれて……蛍はすごいんだって」

「別にすごくないし」

「でもこんなに背が高くて上手いんだよね」

「しょせん部活デショ」

「でもすごいよ……月島先輩、ずっと蛍くんのことばっか話してて……」

そういうの、ウザイ。

「会うといっつも蛍くんのことだよ。今度、大きな大会があるんだよね? えっと、インターハイ……じゃなくて……」

「春高」

大地さんが切望してる、春高。

烏野は、春高への宮城代表選を勝ち残るために頑張っている。

「そうそう、春高。月島先輩がね、……」

「はなさんさぁ、兄さんがスキなの?」

なに、そのびっくりした顔……


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