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平凡な私と目立ちすぎる仲間たち【黒子のバスケ】

第3章 部活に入ろう


ー4月10日(金)ー


今日から待ちに待った仮入部期間!


楽しみで仕方なくて、いつもより早く目が覚めた。

おは朝占いは1位だったし、
今日はいいことがありそうだ。

鼻歌を歌いそうになるくらい軽い足取りで
教室へと足をすすめる。


教室に入ると まだ2、3人しかいなくて、
真実の姿もまだないようだった。


早く来た自分が悪いけれどすごく暇で、
とりあえずSNSアプリを開く。


……………………………………。


「奏っ!」


スマホの画面に夢中になっていると、真実に声をかけられた。
すぐに視線をあげて挨拶をする。


「真実!おはよー」

「おはよー」


1度自分の席にカバンを置いてから、私の前の席に座る真実。

確認のために言うと、そこは名前は分からないけれど
サッカー部っぽい雰囲気だしてる男子の席ですからね?

まぁ、今は来てないし、真実だからいいけど。←


椅子を近づけて私のふたつ結びをアレンジしてくれている真実を見ながら、聞こうと思っていたことを尋ねた。


「真実は今日からの仮入部どこ行くのー?」

「んー?まだ悩んでるよー。
テニスかバレーにしようと思ってるんだけど……」


答えを聞いて、考える。


テニス……。
ユニフォームは絶対に似合うだろうなぁ。
ラケットを持っているところだって様になるだろうし。
真実がテニスやってたらすごく綺麗だろうなぁ……。


バレー……。
背が高いからきっと大活躍するだろうなぁ。
ショートの髪もバレーのイメージとぴったりだし。
真実がバレーやってたら絶対かっこいいだろうなぁ……。
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