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境界の先

第7章 食べる


「じゃあ唾をつけて治してあげる」

シャワーを止めて、彼が言う。

「へっ?」

何のこと?

彼がその場にひざまずいて、股の間に唇をつける。

「ひっ……。いやあぁぁぁ!」

なに? なに? こんな! なんでっ!

「ちょっ…やっ…! やめ…やめてぇ!」

彼は私の太ももをガシッと抱えて、クリに舌を這わせる。

「あ、あ、あ…! やっ…! あっ…いやっ…やんっ…ああんっ…!」

身体の真ん中に強すぎる刺激…!
脚がガクガク震えちゃう…。

「気持ちいいの? 嫌なの? どっち?」

「い、いやっ! 嫌です! 立ってられないっ…よぅ…はぁはぁ…」

「そっか」

彼が立ち上がる。

「……!」

目が合う。

私の肩をつかんで向きを変える。
そして、ちょこちょこと私を押しながら歩く。
私はつられて後ずさりする。

え……?

ドンッ

彼がドンッて壁に手をつく。

ドサッ

ビクッとして、私は壁にもたれる。

彼が私の顔を見つめて、ちょっとニヤッとする。

ドキッ!

これは…壁ドン…?
憧れの…。

お風呂場で…全裸で…。

彼は再びひざまずき、私の股の間に舌を這わせる。

「いやあぁ、違うぅ…!」

私は壁に背中を預け、その刺激に耐える。

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