第7章 食べる
お風呂が沸いたので、2人でお風呂へ行く。
「いちいち恥ずかしがらなくていいから」
脱ぐのを戸惑っていると、彼に脱がされた。
確かに全部見られてるわけなんだけど、改めてこういうの本当に恥ずかしい…。
「洗ってあげるね」
「え、あ、そんな。いいよ…」
「遠慮しないで。僕のものなんだから」
「うん…」
彼が手に泡をつけて、私の身体を撫でる。
なんか…触れるような触れないようなこの感じ…。
身体がむずむずしちゃう。
「あ、あの…ここばっかり…?」
胸を撫でまわす彼の手をそっと押さえる。
「あっ…。うん、ちょっと夢中になってしまった。石けんをつけると、こんなに…柔らかくて…」
「そ、そうだね」
真剣な顔で泡のついた私の胸を撫でまわす彼…。
少し可愛い。
「下もちゃんと洗わないとね」
彼の手がお腹から下半身に伸びる。
股の間に泡のついた彼の手…。
「あっ…ふあっ…」
彼の指がふわふわとそこを前後する。
立ったままだから足もとがなんか…不安。
「ん…んっ…」
彼の腕につかまって耐える。
「気持ちいい…?」
彼が問いかける。
「うん…気持ちいい…けど…」
「けど?」
うれしそうに彼が復唱するけど…。
「ちょっと…ちょっとだけ…石けんがしみて痛い…」
言いにくいことを伝える。
「…デリケートなんだね」
彼がシャワーで泡を流してくれる。