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私が一緒になってどうすんだ!

第1章 衝撃!私の友達の悲しみと


ちょっと辛くなってきたなー
と思っていたとき

花依母「花依?美咲ちゃん?…ご飯食べに
出ておいで?」

と、とても心配してくれている声が聴こえた

美咲「は…」

はい。そう言おうとした
でも、長い時間声を出していなかったため
かすれてなかなか出なかった


すると


バアーーーーーッン!!!

大きすぎるその音は
部屋の扉を蹴破る花依兄の拓郎さんだった

拓郎「おい!飯を食え!風呂に入れ!
デブが保てなくなるぞデブっ!
母ちゃんに心配かけさせるな!」

拓郎は布団を剥いだ

拓郎「お前がそんなんだから
美咲も飯も風呂も入らんでいてくれてんだろ!?」

まだまだしゃべり続ける拓郎と
後ろから覗く花依母が
急にピタッと動きを止めた


花依「わかったよ…
髪ベタベタお風呂入ってくる…」

花依はムクッと立ち上がり
フラフラと部屋を出ていった

拓郎「ほ、ほら
美咲もあいつの後にでも風呂、は、入れよ?」

ハッと意識を取り戻し
未だにベッドの横で唖然としている私に
手を差し伸べてくれた
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