• テキストサイズ

恋の罠

第2章 告白


自分の想いを伝えてどれくらい経っただろう
ずっと俺を抱きしめ続ける心
心臓がバクバクと動いてる
抱きしめられながら心は返事をしてくれた


「…花の気持ち、十分に伝わったよ
つらくさせてゴメンね
たくさん傷つけてゴメンね
あたしを愛してくれて嬉しい
花の想い、しっかり届いたよ
でもあたしが好きなのは…んっ…」


返事を言う前に唇を奪った
わかってる…刹那が好きだって
何度も自分の気持ちを押し殺そうと試みた
でも心をこれ以上傷つけたくない
泣かせたくない 不安にさせたくない
そんな気持ちが溢れ蓋にしてしまう
その蓋を開けたのは紛れもなく彼女だ
誰よりも愛おしい心
俺だけのものにしたい
刹那には渡したくない
心をソファの上に寝かし心の上に乗り
何度も角度を変えながら深く唇を奪った


「んっ…ふぁ…花…んぅ…」
『はぁ…はぁ…心、愛してる
刹那よりも愛せる自信がある
俺を選んでよ…
ずっと愛し合いたい…』


舌を入れながら見つめる
唇を奪っているともっと触れたくなる
唇を一旦離すと上目遣いで俺を見る
上目遣いで見る心が可愛く愛おしく感じ
心を抱き上げお洒落な格好をさせ
お姫様抱っこで車に乗せた
/ 18ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp