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恋の罠

第1章 日常


翌朝6時、目が覚めた俺はふと隣で眠っている
心を見た
心は気持ちよさそうにスヤスヤ眠っている
が!無防備にもパジャマが乱れている
胸元も開いており誘っているようにしか見せない
我慢できなくなった俺は上に乗り
そのまま胸を吸い付いた


「んぁ…花?…おはよ…はぁん
ちょ…はぁん…朝からいきなり…」
『俺を誘ってる心が悪い
こんなに濡らして…感じてるのか?
俺が今までどんなに我慢したか心にはわかる?
…いや…なんでもない』


これ以上言ったらいけないと思い離れようとするが
腕を引っ張られ唇を奪われた
いきなりのことで何も考えられなくなる
これ以上好きになってどうする?
愛してどうする?
そんな考えがグルグルと回るがその考えができないくらい
心は夢中で口付けしてくる
彼女の迫力に負けないよう心の口の中に
自分の舌を入れ絡ませた


「はぅ…ふぁ…」 『はぁ…はぁ…』


…どれくらい時間が経っただろう
唇を離すと泣きそうな目で俺を見てくる
涙を堪えようとする心を唇で拭い
身体を起こしてあげた


「…花があたしを抱くのには
何か理由があるんだよね?話してみて…
どんな真実でも受け止めるから」
『…この関係がかわることになっても?』
「うん!どんな花でもあたしの大事な人であることに
かわりはないよ!」


心の言葉に涙が溢れた
俺の涙を可愛らしい唇で拭ってくれた
と同時に抱きしめてくれる
こうなったらもう…伝えてしまいたい
我慢してたモノを全部吐き出したい
自分の気持ちに嘘をつきたくない
包み隠さず話したい
ついに想いを伝えることにした

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