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恋の罠

第4章 空の想い


「はぁはぁ…」


夜空が輝く夜10時頃
空は夜の公園に来ていた
心に呼び出されたからだ
公園に着くと既に心はベンチに座って
星を見ていた
周りを見ると人もあまりいない
こんな時間になんで呼ばれたのかわからないまま
心のところに向かった


「空!遅い時間にゴメンね」
「いや、大丈夫だけど…姉貴も出かけるって言ってたしな」
「そっか…空と話すの久しぶりだなぁ」
「そうだな…なぁ、ちょっと話してもいいか?」
「うん、いいよ?」


空はずっと言えなかった自分の想いと
聞いてみたかった質問をすることにした


「心さ…彼氏いるのか?」
「…うん…。隣町に住んでるんだけどね
空は?」
「そうか…うん…可愛いから当たり前だよな
俺はいないよ」
「空はかっこいいんだから自信持って
やっぱり女の子は苦手?」
「あぁ…やっぱり心しかダメかもしれねぇ
克服したいと思っても…怖くて…
俺、また捨てられるんじゃないかと思うと…」
「空…一人で悩まないで」


心は空を優しく抱きしめた
抱きしめられたと同時に涙がこみ上げてくる
いくら拭っても溢れてくる涙
心は優しく頭を撫で空の傷を癒そうと頑張る
月が2人を見守っている
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