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ありがとうと言えるまで(ハイキュー)

第4章 幼馴染からのお願い



1.出来るだけ授業中は寝ないこと。どうしても眠いときは一瞬だけ寝る。で、周りの人に起こしてもらう。

2.予習はしなくていいから、復習をしっかりする。特に理系科目。

3.ノートはちゃんと取ること。もし、寝てて取ってないんなら頭がいい人に見せてもらいなさい。

4.わからないところは誰にでもいいから質問して教えてもらうこと。

5.毎日私の部屋で1時間勉強すること。







影「…最後のやつは」
『できるでしょ、ご飯も風呂もダッシュで済ませれば。
あ、あと、部活の後寄り道しない』

明らかにがっかりしたような顔をする。
まあ、それでも遠征に行くためなら我慢するんだろうけど。

『さてと、30分だけでいいから復習するよ。まずは数学からね』
影「お、おう」
『チャート開いて、問題解く』
影「…授業寝てた」

…あんた殺されたい?

だから頼んでんだろうが。

呆れてなにも言えない私は、ため息をついて、自分のノートを開いた。

『はい、写す!!』
影「おう」
『理解しながら写す!作業にしない!わからないところは質問!』
影「うっせぇ!」
『教えてやってんだから文句言わない!』

ぶつぶつ言いながらノートを写していく。
5秒後

影「この…これってなんだ?ひらかたかんせい」

は?と思いノートを覗き込むと

平方完成

『…へいほうかんせいね、できないの?』
影「…」
『あんた因数分解が微妙とか言わないよね』
影「…」
『…あんたさ、』

どうやってこの高校合格したわけ。

…運とか。

そんなんでよく白鳥沢受けようとか思ったね!?
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