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雨に咲く花番外編 黒子テツヤ生誕祭

第1章 バースデーパーティー


バスケコートに着くと皆早速3on3を始める。ジャンケンでチーム分けをしてゲームスタート。1回目のチームはテツヤ君、赤い髪の人、桐皇の5番の人vs緑間君、紫川君、イラッとくるイケメン。桃井さんが審判で私が得点係り。さすが元相棒だけあってテツヤ君と桐皇の5番の人との連携がうまくいってテツヤ君達のチームの勝利。2回目のチームはテツヤ君、紫沢君、イラッとくるイケメンvs赤い髪の人、緑間君、桐皇の5番の人。今度は紫坂君がディフェンスで頑張ってくれたけど、テツヤ君チームの負け。イラッとくるイケメンが「赤司っちと青峰っちが2回も組むなんてズルいッス」ってキャンキャン吠えてたけど皆スルーしてた。ジャンケンだから仕方ないのに。


お昼が近くなってきたから、少し早いけどお弁当にした。桃井さんもお弁当作ってきたって言ってたから負けられないな。一応彩りとか考えて作ってきたけど、やっぱり私のお弁当は「お母さんのお弁当」なんだよね。ちょっと分が悪いかも。でも桃井さんがお弁当作ってきたって言った時、皆の動きが一瞬止まったのはどうしてだろう。

レジャーシートを広げてお重の蓋を開ける。すると男子達からおお‼︎と声が上がった。テツヤ君と緑間君は食が細いのは知ってるけど、他の4人はどうなのかわからないからおにぎりとサンドイッチを持てるだけ作ってきた。やっぱり体育会系の男子だし、火神君みたいにたくさん食べるのかなぁ。だとしたら足りないかも。でも桃井さんもお弁当作ってきたなら大丈夫だよね。割り箸と紙皿を配る。桃井さんも作ってきたお弁当を広げる。けどなんだろう、何かとてつもないモノがそこにはあった。皆の動きが止まった訳が分かった気がする。桃井さん、貴女もですか。




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