第1章 見えている答え ※R-18※BL
「花、どうなの」
体をまさぐる手は止めないままで聞く
「待って無理頭まわんね…気持ちよすぎ…ひ!」
…多分これ止めてやっても結局答えださねぇだろうな…
「……好き、花巻、好きだ」
吐息ごと、唇を付けて、優しく耳に吹き込む
盛大に花巻の肩が跳ねた。
「…っんぁ!う、まつかわぁ…!」
自分より少し薄い色の皮膚が普段じゃ見られない程桃色になっている。
項に至っては髪よりも赤い
「…もっと、下も、触るからな?」
触らないようにしていた下半身に手を伸ばし、たら、
「えっまっ無理!すぐ出ちまう!」
ちょっとだけ「そこかよ」と思ったが構わずしゃがみベルトを緩めつつ口を開く
「口でしてやる。花巻のなら飲める」
べぇ、と上目遣いで舌を見せればそれ以上赤くなるのかと突っ込みたくなる程顔が赤らんでいく
「やめろ俺が恥ずか死ぬ!こらぁ!」
しっかり固くなって頭を上げてしまったソコを取り出し、自分の中でも気持ちが萎えないか改めて確認し、慌てて止めようとしてくる手を捕まえて、
「…(はぷ)」
「松かっうゃ…!?」
手首ごと捕まえているせいで、腕に鳥肌立ってるのが分かった。
体も尻も、力入ってプルプルしてる。
「(コイツこんなに可愛かったか?)」