第1章 黒子のバスケ 氷室×紫原 「めくるめく夜」
・・・よし!ならいいだろう。
顔もきっとアツシのタイプだ。
控えめで奥ゆかしい雰囲気で男を立てて、それでいて、テクニックはすごい。
その辺の男はあの騎乗位で1分と持たずいかされてしまうだろう。
それにどんなプレイも対応してくれる。
体が柔らかいからどんな体位でも無理がないし、電マでもバイブでも、どんな玩具も嫌がられたこともない。
アナルは今開発中だ。
指やアナルビーズでイケるようになってきたから、そろそろ次のステップに進めそうだな。
イラマチオも吐かずにイカせてくれるし、飲んでもくれる。
顔射もokだ。
アツシがどんな性癖を持っていても一通り対応できるだろう。
・・・たとえマグロでもね。
「・・・・・・・・・ち~ん。室ち~んってば。
もう聞いてるの~?」
アツシが呼んでいた。つい夢中になって気付かなかったな。
「すまない。聞いてなかったよ。
アツシにぴったりな子がいたよ。
って言って ここから1時間位のところに住んでるから、たぶん来てくれると思うよ。
アツシも気に入ると思う。
呼んでもいいかい?」
突然の提案にアツシは目を丸くしている。
「は?むりだし~。
気持ちいいか聞いただけでやろうとか思ってないし。
勝手にすすめないでくれる?
・・・自分の相手くらい 自分で決める。
それに雅子ちんに殺されるよ~」
そうか。アツシは気になる子ができたんだね。
だから こんなことを聞いてきたのか。
しかし、一体誰のことだろう?
陽泉の子か、それとも同中か・・・
まあいいだろう。それはおいおい聞くことにしようか。
それにしても・・・
そうだな。うん。そうしよう。俺も合宿中お預けになるのは嫌だし、どこかで抜こうと思っていたからね。
監督にはバレなければいいじゃないか。
俺はそんな間抜けじゃないよ。アツシ。