第4章 便利屋
椿「じゃあ着替えましょうか」
瑠「まった!…あんた達、いつまで見てるのよ」
睦・尾・嘉『えっ?……あぁあ!//失礼しました』
瑠「ったく」
男性達は襖を閉めて別の部屋へ。嘉賀は待っている間、まるで自分の家かのようにお茶を淹れて
尾賀と睦月の前に茶菓子とともに出した。
睦「はぁ〜、服着替えだっていうだけで騒がしいな」
尾「にしても、睦月…あの子のあの姿…一体なんなんだい?」
睦「…しらね」
嘉「しらねって!また、あんたね…;」
尾「…もしかして擬人というやつかもしれない」
睦「あ、そうそれ。擬人…近道をって思ったら変な店があってよ」
尾「変な店?」
嘉「ってか、知ってるの?尾賀」
尾「いや、見たことはないが馴染みの古書店でそういう本をこの間買って読んでたんだよ」