第3章 水槽
林「清い心と思いやりをもてる子になるように…と、僕がつけたんどす」
睦「それで、白?」
林「まぁ、見た目もおますんどすけどね…。便利屋ん旦那…あんさんにこん子をもろて欲しい…」
睦「はぁあ!?」
林「言わはったでしょ。僕はそん子におした(あった)旦那方を見つけてあげること。確かにいきなってなんは申し訳へん。せやかて、こん子にはあんはん必要どす!他ん方にはこん子は無理どすねん…あんさんをずっと待っとった。ほんまやったら僕がずっと一緒にいてあげたい…せやかて、こん子は僕ほな(では)なく、旦那を選んだ。頼みますぅ…旦那、白を…」
陸「……んなこと言ったって;」