第5章 それは、大きな塔だった。
あんなにうるさかったギルド内が、静かになった。
マカロフ「・・・ん?大体の事には対応できるじゃろ。」
エルザ「いえ、その前です。」
マカロフ「?レンは絶対神じゃからのぅ。」
ルーシィ「・・・絶対神って・・あの?」
グレイ「それが、レンなのか・・・?」
「「「なんだってぇぇぇぇえええええ!?」」」
ジュビア「?ご存じなかったのですか??」
グレイ「逆に何で知ってんだよ!?」
ルーシィ「えぇっ!?お兄ちゃん凄すぎ!!!」
ジュビア「ルーシィさんは知らなくて私は知ってた・・・!!」
ハッピー「ナツは放心中です!エルザ隊長!一言どうぞ!!」
エルザ「あぁ・・・空が、青いな。」
ルーシィ「ここ室内なんだけど!?」
ハッピー「エルザも壊れちゃった!!」
俺「・・・。」
なんだかんだで話がまとまって、ミラの歌を聞いて、ガジルの歌を聞いてたら乱闘が始まった。
俺とシロには攻撃は来ないがいろんなものが飛び交ってる。ルーシィとハッピーが避難しにやってきた。
ルーシィ「どうしてこうなるのかしら・・・。」
ハッピー「それが妖精の尻尾です!!」
シロ「ハッピー、お魚あるよ。」
ハッピー「!食べる!!」
俺「まぁ、俺は賑やかで好きかも。暗い雰囲気とかも吹っ飛ぶし。」
ルーシィ「ちょーっとうるさすぎだと思うのは私だけなのかしら?」
だんだん乱闘が悪化してきてギルドの壁の一部や家具が飛び交うようになってきた。
マカロフ「レン!なんとかしてくれぃ!!」
と、マカロフに泣きつかれた。自分で何とかすればいいのに・・・。とは言わず、承諾した。
俺がステージの上に立って一言。
俺「お前ら、それ以上暴れるんだったらギルドを俺が壊すぞ。」
ルーシィ「お兄ちゃん、もっと大きな声で言わないと皆に聞こえないんじゃ・・・。」
「「「申し訳ありませんでした!!」」」
ハッピー「聞こえたみたいだよ。」
ルーシィ「うっそ!?」
全員が乱闘をやめてステージの方に頭を下げた。
俺「うん。わかればいいよ。」
その後は皆でギルド直してたよ。今回は俺関与してないよ。本来は壊したら自分で治せ、が自分の中では当たり前だからな。