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輝やく闇【男主】

第4章 それは、とある夜のこと




突如空間に出来た穴に滝の水が吸い込まれていく・・・



ルーシィ「何?なんなの!?」
ロキ「まさか・・・本当に・・!?星霊王!!」
ルーシィ「王って・・・一番偉い星霊の事!?」
星霊王「・・・レン、久しぶりだな。」
俺「あぁ、そうだな。久しぶりだ・・・。悪いが俺は、今回の事を見逃すわけにはいかないな。レオが殺したわけじゃないだろうが。」

シロ「レンが・・・あの大きいの呼びだしたの!?」
ロキ「・・・出来ない事をやってのけてしまうところは、レンらしいといえばらしいが・・。」

俺「話を聞いてみればアリエスを守るためだったじゃねぇか。あ?これの何処が問題なんだよ!!問題あるのはカレンって人間であってレオじゃねぇだろ!!」
星霊王「しかしレン、人間と我ら星霊の盟約に乗っ取り、直接ではないにしろ間接的に契約者を殺めてしまった獅子宮のレオ、貴様は星霊界に帰る事は許されぬ。」
ルーシィ「ちょっと!!それってあんまりじゃない!!」
星霊王「古き友、人間の娘よ。その法だけは変えられぬ。」
俺「・・・いいか、星霊王。ルーシィの言う通り、レオの罪は存在しない。彼は消えて行きたいみたいだけど、そんなの俺が絶対に許さない。」
ロキ「レン・・・!?」
俺「いいか?星霊ってのは、道具でもなければ人形でもねぇんだよ!そんな事も理解できないような人間と契約を結べ?ハッ。俺なら絶対嫌だね!!」
シロ「ボクも嫌!!」
俺「そんなルールなら、俺が変えてやる!!星霊の事を思ってくれないような人間に星霊は渡さない!」
ルーシィ「・・・アタシだって!!そんな人に星霊を預けるなんておかしいと思うわ!!だって・・・星霊の皆は凄く優しいのに・・・っ!!不当な扱いを受けるなんておかしいじゃない!!」

ロキ「ルーシィ・・・。」

俺「星霊王!そこに直れ!!今から俺がお前に説教食らわせてやる!!法なんてものに縛られてたらこの世の中やっていけねぇんだよ!!法なんてクソ食らえだ!!法を作った者たちが法に縛られてどうすんだよ!!」
ルーシィ「Σそこに直るまえから説教始ってる!!」

星霊王「・・・ふむ。そこまでレンと古き友に言わせるとは・・間違っているのは法なのかもしれん。」
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