第3章 その名は、妖精の尻尾。
ギルドが完成したからお祝いをする!!と大はしゃぎのフェアリーテイルの皆さんをギルドに置いて、現在俺はシロと一緒にとある場所に来ました。
俺「大きいねー。」
シロ「ボクもそう思う。ルーシィのお家大きいね。」
俺「そうだよねー。」
現在、ルーシィの家の庭を通ってルーシィの家の前に来ましたよ。家の前に来たらようやく人と出会えました。・・・何でか皆さん涙ぐんでますけど。
「お久しぶりにございます、レン様!!」
どうやらここにも来た事があるらしい。え、俺もしかしてルーシィと知り合いだったのか?・・・いや、ルーシィの反応を見る限り、面識はないだろ。
俺「・・・ジュードはいるか?」
「旦那様にご用事だったんですね!昔はルーシィお嬢様に会いに来て下さっていたのでお嬢様にご用事かと思いましたわ。」
面 識 あ ん の か よ 。
ってかジュードってルーシィの父親!?何でかつい口に出ちゃったけど!!・・・そういや、記憶がないわりにルーシィの家に迷うことなく着いたな・・。やっぱ頭のどっかで覚えてんのかな?
「旦那様にお伝えしてきますので、中に入ってお待ちくださいませ。」
俺「あ、あぁ・・・。」
扉を開けるとこれまたビックリ。メイドさんと執事さんがズラリと並んでいた。・・庭に監視カメラでもあったのかな。
「「いらっしゃいませレン様。」」
あ、シロは面識ないのか。
「レン様、応接室にご案内致します。旦那様もすぐに来られるそうです。」
俺「あ、はい。」
シロ「レンって凄いねー・・・。」
俺「そう、みたいだな・・・。」
一体何してたんだ俺。