第3章 その名は、妖精の尻尾。
目が覚めてから3日目。まぁ、あの戦いから5日目を迎えました。
ミラさんに聞いたところ、いっそのことギルドを改築して大きくしよう、という案が出ていると言うのでとりあえず使える家具だけギルドから運び出してギルドを再構築ナウです。
ちなみに、1からトントンハンマーでやってるわけじゃあない。
俺「ミラさーん?こんな感じでいいー?」
ミラ「うん!!理想的だわ!!後はそうねー・・・。」
俺の魔法です。前のギルドに使っててまだ使えそうな木材とかは分解して再構築に使う。足りない分は元気な元気なギルドの方々がどこからか運んでくる。俺は基本的にギルド(予定地)から動かないからわからない。ちなみに翌日完成予定。
ナツ「レンー!新しい木持ってきたぞー!!」
俺「おーありがとー。」
グレイ「レンーこれここに置いておいていいのか?」
俺「あー、おぅ。人通りの少なそうな端っこに置いといてー。」
この上半身裸男はグレイというらしい。氷の造形魔法を使うらしく、ナツとはライバル関係にあるそうだ。・・・炎と氷じゃあ・・そうなるか。
マカロフ「ふぉっふぉっふぉっ。はかどっとるか?レンよ。」
俺「あ、マカロフ。久しぶり。」
マカロフ「すまんのぅ。ギルドを助けてもらった挙句にこんな事まで頼んで。」
俺「別にいいよー。大した魔力使うわけでもないし。」
そう。マカロフの話によると俺はどこかの町に移動するたびに自分で家を作ってそこに住んでいたそうで。実際やってみたら出来ちゃったもんだからギルドの再構築を承ってまーす。
ちなみに報酬は2つで、ルーシィのカギを一度全部借りる事。あ、一度に全部借りるわけじゃあないよ。
もう1つは・・・S級魔導士に認定されること。これに至ってはマカロフから提案されたわけなんだが・・・
俺まだギルドにも入ってないって、皆覚えてるだろうか?
・・・まぁ、ここは楽しいから、入ってもいいかなーとは思ってたから別にいいんだけど。
俺「ミラさーん、部屋は全部似た感じの作りでいいんですか?」
ミラ「いいわよー。」
とりあえず、ギルド完成させて次のやることやらなきゃな。