第3章 その名は、妖精の尻尾。

・・・一点に集中・・・。ジュピターのように・・・！！



俺「あと・・少し・・・！！」

ジョゼ「くっ・・・！！」
青龍「・・・！主！後ろ！！」

俺「っ！？」

・・・気付くのが・・遅かったか・・っ！！


「・・・レンに随分嫌われたんだな、マスター。」
ジョゼ「・・・おや、ガジルさんですか。」
ガジル「俺がけっ飛ばしてなきゃマスター今頃塵ですよ。」
青龍「主！！」
ガジル「・・・あ？んだソイツ。殺していいのか？」
俺「っ！青龍、強制閉門・・・！！」
青龍「っ！あるｊ」


青龍に、いらない怪我はさせれない・・・！


ガジル「お土産だよ、マスター。」


そう言ってガジルが床に落としたのは・・・シロだった。


俺「！シロ！！！」
ジョゼ「ほぅ、思ったより早かったですねー。しかし、よく見つけましたガジルさん。・・・ルーシィ・ハートフィリアは？」
ガジル「滅竜魔導士の鼻なめないでくださいよ。ソイツなら、このネコが逃がしました。ギルドに戻ってるみたいだぜ。」


ガジルは、シロを蹴り飛ばした。


俺「シロっ！！！」
ガジル「・・・マスター・・レン、どうするんです？」
ジョゼ「・・・そうですね。魔力くらいは残っているでしょう。この鎖で縛っておいて下さい。」
ガジル「・・・了解。」