第10章 それは、雨の日の事。
ナツ「だーーーもうっ!!これ燃やせばいいんだろ!!」
エルザ「!魔法が使えるのか!?ナツ!」
ハッピー「オイラの翼も出せないのにナツが魔法使えるの?」
ナツ「火竜の咆哮!」
ナツの炎が、エルザの縄を燃やした。
ルーシィ「ウッソ!?」
ハッピー「何でーーーーーっ!?」
エルザ「・・・とにかく、助かった。ナツ、解いてやるからちょっと待て。」
ナツ「お、おぅ・・・!!」
エルザはナツの縄を切った。
ナツ「うぉっしゃ!さっさとここから出るぞー!!」
ソーレ「・・・!」
シャルル「・・・ねぇ、ウェンディも魔法、使えるんじゃない?」
ウェンディ「うぇっ!?・・・使えない事はないけど・・手が使えないから使えないよ・・。」
ルーシィ「・・滅竜魔導士には効かないって事・・なのかな?」
ナツ「どうでもいいから行こうぜ!レンとシロ連れて帰ろう。」
ルーシィ「え、でも・・・!」
ナツ「とりあえず、リヒトってのをブッ飛ばせばレンが何処にいるかはわかるよな。」
エルザ「・・その可能性はあるな。」
ナツ「ハッピー、行くぞー!」
ハッピー「あぃ!!」
エルザ「私たちはシルビアを探そう。いいな?」
ウェンディ「は、はい!!」
ルーシィ「アタシ、鍵ないから戦力に一切ならないんだけどー・・。」
エルザ「一緒に来ればいいだろう?」
ルーシィ「・・・わかった。」
エルザ「ナツ、気を付けるんだぞ。」
ナツ「わかってるって!!ハッピー!!」
ハッピー「あぃ!!」
ナツとハッピーは牢屋を壊して走って行った・・・。
ルーシィ「・・・相変わらずねぇー・・。」
エルザ「私たちも行こう。」
ウェンディ「は、はい!!」
ルーシィ達も牢屋から出て行った・・・。