第2章 家
「これ、それなりに大きさあると思うんだけどなぁ」
先ほどまであたしの中に埋まっていたローターは、あたしの液でテラテラと怪しく光りながら、目の前を揺れている
ー自分でもアホだと思う。歩いてる時は感覚あったんだけどさ、ほら、恥ずかしくて怒ってベッドでふててるうちに、なんか忘れ去っちゃったみたいな、ね?
「奏、それ恥ずかしいんだけど」
気付いた時には制服は取り去られ、ショーツも脱がされ、ブラだけが、引っかかっているような状態で、彼氏に組み敷かれる
ーうん、ここまでは多分きっとよくある光景だよね?
そしてその上、プラプラと目の前を揺れるのは自分の愛液でベタベタなローター
ーこれは、ちょっと特殊でしょ?
「んー、」
気の無い返事をして、ゆっくりと左手が、あたしの濡れそぼるそこに触れる