第2章 家
「僕、先輩がそんなに変態だとは思わなかったなぁ」
微笑んだまま、プチプチと、器用にブラウスのボタンを外していく
「変態じゃないしっ!奏のほうが変態でしょっ!」
“変態”との言葉に反応して言い返すあたしに
「こんな玩具入れられてて、忘れられるって相当だと思うけど?」
いつの間にかショーツを脱がされたそこから、ぷらりと少し間抜けに出ている紐をクイっと引っ張って抜く
「んぁっ!」
あたしは、何かを掴まれて引き出されるかのような感覚にピンッと足を伸ばし、イきそうになる
「ほんと、先輩って鈍いんだか、なんなんだか」
はぁっと、本気でため息をつき、プラプラと私の前にそいつを揺らす