• テキストサイズ

黒バス!~宮地先輩と秘密の恋を~2

第2章 始まりの時。


体育館につくと、バッシュのスキール音が響く。

優奈「すごーい……」

その時。

「おいそこぉ!手ェ抜いてんじゃねえよ!轢くぞ!」

体育館中に響き渡る怒号が、耳をつんざく。

これは、聞く、というより、体感する、という方が相応しいだろう。

え、ちょっと待って……轢く……?轢く!?

轢くって、車でドーンとやられるやつでしょ!?

優奈「た、高尾……」

「テメェら!」

優奈「はいいっっ!」ビクッ

高尾の方を向いた瞬間、先程の怒鳴り声が聞こえた。

茶髪の巨人がこっちに来ていた。

まさかこいつもトリップしてきたのか!?だとしたらヤバイ!

早急に応援を!兵長ー!

「……見学か?」

優奈「はヒ」

声がうらがえる。

「……」

一瞥して、巨人はいってしまった。
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp