• テキストサイズ

黒バス!~宮地先輩と秘密の恋を~2

第3章 第一歩!


優奈「ね!?ひどいと思わない!?」

頼子「うーん……でもまあ、宮地先輩だし」

休憩中、マネージャーで親友の、頼子に愚痴を

言っていた。

優奈「宮地先輩だから、ってなに!?…ちょっと、
      私の分のドリンク少なくない!?」

頼子「わずかな悪意によるものです」

優奈「いきなり事務的な口調になるなよ!」

頼子「あはは、冗談だって…はい、ドリンク」

優奈「ありがと」

ドリンクを一口、口に含む。疲れて火照った体に、程よい甘みと

冷たさが心地よい。

頼子「好きな子ほど無視したりしちゃうじゃん」

あまりに唐突な一言に、私はドリンクを吹いてしまった。

優奈「ゴホッ、ゴホッ…え、じゃあ何、宮地先輩が
      私を好きって?」

頼子「さあ……?」

頼子は、ただ微笑むだけだった。

私には、それが何を意味するか分からなかった。
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp